働く女性の戦略的生活スタイル|Another You STYLE
働く女性の生活を戦略的に考え、仕事・ファッション・くらし・美容/健康・スキルアップ・食事などについて、ミニコラムとしてご提案・ご紹介してまいります。
東日本大震災から2年が経過しました。発生当時は用心して多くの防災グッズを持ち歩いていた私も、今では荷物が多い時などは防災グッズを持たずに出かけるようになってしまいました。化粧品など持ち物が多い女性にとって、防災グッズを持ち歩くことは意外に負担です。今回と次回の2回で、優先順位をきちんと抑えた本当に持ち歩くべき防災グッズを考えてみたいと思います。
優先順位を考える際に考慮すべき点として、防災グッズには
の2タイプがあるということを2013/2/27放送の『緊急!池上彰と考える“巨大地震”…その時命を守るために』で言っていました。より重要なのは、もちろん1の方でしょう。
しかし番組によれば、一般の人が選ぶ防災グッズのベスト5は、水、非常食、懐中電灯、ラジオ、携帯充電器と2の避難生活のためのグッズが多かったそうです。一方、防災の専門家が選んだグッズは以下のように1の避難のため(死なないため)のグッズが多いのです。
1位 笛・ブザー : 建物の下敷きになった時など、自分を発見してもらうためのツール
2位 懐中電灯 : 暗いと避難が困難
3位 携帯トイレ : かけつける救援隊は水・食料を持ってきても、トイレは後まわし
4位 マスク : 建物が倒壊するとホコリが舞いやすい
5位 ポリ袋 : 食べるとき汚れた手で触らないように、トイレ代わり、防寒などにも
番外 投げ消す消火剤、止血パット、携帯トイレ、防煙マスク(かぶるタイプ)、携帯トイレ用ポンチョ
これは、専門家がより具体的に災害の状況を理解しているからもあるでしょうが、一般の人に「楽観バイアス」がかかっているからという要因もありそうです。2012/12/19放送の『ためしてガッテン これだ!快感防災テク』では、人間は自分が死ぬ姿をうまく想像することができない特性「楽観バイアス」を持っているため、1の対策をなかなか考えられないそうです。これは注意が必要なことですね。
以上のことを前提に、私が持ち歩く防犯グッズを見直してみました。上の専門家のリストに加えて、次の3つのサイトから外出時に必要とされるアイテムをピックアップし、その中から自分に必要なものを絞り込みます。
・地震ITUMO.COMの「防災グッズ 普段から持ち歩くもの、身に付けておくもの」
・阪神・淡路大震災記念 人と防災未来センターの「非常持ち出しチェックリスト」
(基本品目で「0次の備え いつもケータイ!」に該当するもののみ)
・日経ウーマンオンラインの「3.11から1年・・・震災に備えてできること おひとりさまの防災マニュアル・決定版!」
今回は、ピックアップしたアイテムの中からまず1に該当するグッズを選び出し、被災から2・3日のうちに帰宅もしくは救援隊が来ることを前提に、必要性を考えました。2に該当するグッズは次回考えます。
避難するため(死なないため)のグッズ
頭の○×は、私が今回検討した結果(○は持ち歩く、×は持ち歩かない)を表します。
○ 笛(ホイッスル)、防犯ブザー
○ 懐中電灯・ペンライト(地震ITUMOではヘッドライト)
× 投げ消す消火剤
× たためるヘルメット
× 止血パット
× 防煙マスク(かぶるタイプ)
このグループは、できるだけいつも身につけていることが理想のグッズです。防災専門家が1位、2位に挙げた笛・ブザー・懐中電灯ですが、私はかなり小さいライトとホイッスルをストラップとして使用し、携帯と一緒に常に身につけています。この2つはかなりおすすめです。
左のLEDライトは親指の第一関節より先ほどの小ささで、色は12色あります。2つとも小さいけれど充分な性能で、何よりデザインが良いので、常に身につけていても恥ずかしくありません。防犯ブザーはいつも持ち歩いていましたが、災害時にも役立つというのは気がつきませんでした。いま持っているものはちょっと大きめなので、もう少しコンパクトなものを探してみたいと思います。
専門家おすすめの止血パッド、防煙マスク、消火剤、たためるヘルメットはあればいいとは思いますが、かさばりすぎたり高すぎたりするため、今回は見送ることとしました。性能は格段に落ちますが、止血パッドはタオルや生理用品、防煙マスクはビニール袋で代用します。(タオル・生理用品・ビニール袋は次回扱います。)
避難するためのグッズが大切なことは分かりましたが、そのようなグッズの多くは、個人が常に持ち歩くことは難しいのが現状のようです。しかし、たためるヘルメットのように技術革新は起きているようなので、今後持ち歩けるレベルまで進化するかもしれません。期待してウォッチしていたいと思います。
次回は、2の避難生活をするためのグッズについて考えます。
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優先順位を考える際に考慮すべき点として、防災グッズには
1.避難するため(災害発生時に死なない、あるいは大きなダメージを受けないため)のグッズ
2.1で生き残った後、避難生活をするためのグッズ
の2タイプがあるということを2013/2/27放送の『緊急!池上彰と考える“巨大地震”…その時命を守るために』で言っていました。より重要なのは、もちろん1の方でしょう。
しかし番組によれば、一般の人が選ぶ防災グッズのベスト5は、水、非常食、懐中電灯、ラジオ、携帯充電器と2の避難生活のためのグッズが多かったそうです。一方、防災の専門家が選んだグッズは以下のように1の避難のため(死なないため)のグッズが多いのです。
1位 笛・ブザー : 建物の下敷きになった時など、自分を発見してもらうためのツール
2位 懐中電灯 : 暗いと避難が困難
3位 携帯トイレ : かけつける救援隊は水・食料を持ってきても、トイレは後まわし
4位 マスク : 建物が倒壊するとホコリが舞いやすい
5位 ポリ袋 : 食べるとき汚れた手で触らないように、トイレ代わり、防寒などにも
番外 投げ消す消火剤、止血パット、携帯トイレ、防煙マスク(かぶるタイプ)、携帯トイレ用ポンチョ
これは、専門家がより具体的に災害の状況を理解しているからもあるでしょうが、一般の人に「楽観バイアス」がかかっているからという要因もありそうです。2012/12/19放送の『ためしてガッテン これだ!快感防災テク』では、人間は自分が死ぬ姿をうまく想像することができない特性「楽観バイアス」を持っているため、1の対策をなかなか考えられないそうです。これは注意が必要なことですね。
以上のことを前提に、私が持ち歩く防犯グッズを見直してみました。上の専門家のリストに加えて、次の3つのサイトから外出時に必要とされるアイテムをピックアップし、その中から自分に必要なものを絞り込みます。
・地震ITUMO.COMの「防災グッズ 普段から持ち歩くもの、身に付けておくもの」
・阪神・淡路大震災記念 人と防災未来センターの「非常持ち出しチェックリスト」
(基本品目で「0次の備え いつもケータイ!」に該当するもののみ)
・日経ウーマンオンラインの「3.11から1年・・・震災に備えてできること おひとりさまの防災マニュアル・決定版!」
今回は、ピックアップしたアイテムの中からまず1に該当するグッズを選び出し、被災から2・3日のうちに帰宅もしくは救援隊が来ることを前提に、必要性を考えました。2に該当するグッズは次回考えます。
避難するため(死なないため)のグッズ
頭の○×は、私が今回検討した結果(○は持ち歩く、×は持ち歩かない)を表します。
○ 笛(ホイッスル)、防犯ブザー
○ 懐中電灯・ペンライト(地震ITUMOではヘッドライト)
× 投げ消す消火剤
× たためるヘルメット
× 止血パット
× 防煙マスク(かぶるタイプ)
このグループは、できるだけいつも身につけていることが理想のグッズです。防災専門家が1位、2位に挙げた笛・ブザー・懐中電灯ですが、私はかなり小さいライトとホイッスルをストラップとして使用し、携帯と一緒に常に身につけています。この2つはかなりおすすめです。
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専門家おすすめの止血パッド、防煙マスク、消火剤、たためるヘルメットはあればいいとは思いますが、かさばりすぎたり高すぎたりするため、今回は見送ることとしました。性能は格段に落ちますが、止血パッドはタオルや生理用品、防煙マスクはビニール袋で代用します。(タオル・生理用品・ビニール袋は次回扱います。)
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避難するためのグッズが大切なことは分かりましたが、そのようなグッズの多くは、個人が常に持ち歩くことは難しいのが現状のようです。しかし、たためるヘルメットのように技術革新は起きているようなので、今後持ち歩けるレベルまで進化するかもしれません。期待してウォッチしていたいと思います。
次回は、2の避難生活をするためのグッズについて考えます。

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