働く女性の戦略的生活スタイル|Another You STYLE
働く女性の生活を戦略的に考え、仕事・ファッション・くらし・美容/健康・スキルアップ・食事などについて、ミニコラムとしてご提案・ご紹介してまいります。
梅雨を迎えて、蒸し暑い日が続いています。夏になればさらに暑くなるので、暑さに負けない体にしたいもの。そのためのポイントは「汗」だそう。上手に汗がかければ、体温調節がスムーズに出来るので熱中症にもなりにくいそうです。
冷房のきつい職場で10年以上働いているうちに、私の汗は大粒でなかなか乾かず、乾いてもベトベトが残るという気持ちの悪い汗になってしまいました。汗は細かく出れば蒸発しやすく気化熱で体温を下げる効果が期待できますが、大粒の汗だと蒸発しにくく体温が下げられません。このような、「悪い汗」をかく日本人が増えているそうです。
そんな時、ある雑誌で「手足高温浴」(汗腺トレーニング)というものを知りました。これは、熱いお湯に手足の先をつけて汗をかく練習をするというもの。具体的には、
・お湯の温度は42~43度
・お湯につけるのは、ひざ下とひじから先のみ
・浴槽にひざ下までのお湯を張り、バスチェアに座って手足をつける
(足用・手用2つのバケツにお湯を入れて、手足をつけるのでもOK)
・つける時間は10~15分
・お湯につける前には、しっかり水分補給をしておく
・終わってすぐクーラーなどで体を冷やさない(汗腺が閉じてしまうため)
・2~3週間続ければ良い汗がかけるようになる
というものです。
なぜ、ひざ下・ひじから先だけかと言うと、この部分の汗腺のスイッチをオンにするため。もともと日本人には季節に合わせて働く汗腺の数を変える機能が備わっていたのですが、現代の日本人はエアコンなどによって夏になっても働かない汗腺が増えているそうです。ひざ下・ひじから先はまさに季節によって働く汗腺の調整が行われる部分であり、汗腺が衰えやすい部分なのです。
手足高温浴を毎日続けるとなると結構大変ですが、やってみるとやはり効果はあると思います。私も、これをやった年は熱がこもりにくく、汗をかいた後の体がベトベトしない感じでした。ここ数年は忘れていたので、またベトベトな「悪い汗」に戻ってしまいました。最近では熱中症対策も兼ねてこの方法がいろいろなテレビ番組でも紹介されているので、私も今年からまた始めています。
ただ、熱いお湯に触るので交感神経優位になる点は、注意が必要です。朝、手足高温浴をしてから出かけるのなら交感神経優位でも良いのですが、寝る前は副交感神経を優位にしておきたいもの。私は、手足高温浴のあとに浴槽に水を足してぬるめの半身浴をして、副交感神経優位にしてから寝るようにしています。
夏本番まで、あと1ヶ月ほど。今から3週間ほどがんばれば、眠っている汗腺が働き出して、この夏は心地よい汗がかけるようになれるかもしれません。


この画像より少し深めのバケツ程度の深さが効果的ですが、バケツに足2本は入りにくいもの。足用バケツ2個と腕用バケツ1個を使う方法もあります。
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冷房のきつい職場で10年以上働いているうちに、私の汗は大粒でなかなか乾かず、乾いてもベトベトが残るという気持ちの悪い汗になってしまいました。汗は細かく出れば蒸発しやすく気化熱で体温を下げる効果が期待できますが、大粒の汗だと蒸発しにくく体温が下げられません。このような、「悪い汗」をかく日本人が増えているそうです。
そんな時、ある雑誌で「手足高温浴」(汗腺トレーニング)というものを知りました。これは、熱いお湯に手足の先をつけて汗をかく練習をするというもの。具体的には、
・お湯の温度は42~43度
・お湯につけるのは、ひざ下とひじから先のみ
・浴槽にひざ下までのお湯を張り、バスチェアに座って手足をつける
(足用・手用2つのバケツにお湯を入れて、手足をつけるのでもOK)
・つける時間は10~15分
・お湯につける前には、しっかり水分補給をしておく
・終わってすぐクーラーなどで体を冷やさない(汗腺が閉じてしまうため)
・2~3週間続ければ良い汗がかけるようになる
というものです。
なぜ、ひざ下・ひじから先だけかと言うと、この部分の汗腺のスイッチをオンにするため。もともと日本人には季節に合わせて働く汗腺の数を変える機能が備わっていたのですが、現代の日本人はエアコンなどによって夏になっても働かない汗腺が増えているそうです。ひざ下・ひじから先はまさに季節によって働く汗腺の調整が行われる部分であり、汗腺が衰えやすい部分なのです。
手足高温浴を毎日続けるとなると結構大変ですが、やってみるとやはり効果はあると思います。私も、これをやった年は熱がこもりにくく、汗をかいた後の体がベトベトしない感じでした。ここ数年は忘れていたので、またベトベトな「悪い汗」に戻ってしまいました。最近では熱中症対策も兼ねてこの方法がいろいろなテレビ番組でも紹介されているので、私も今年からまた始めています。
ただ、熱いお湯に触るので交感神経優位になる点は、注意が必要です。朝、手足高温浴をしてから出かけるのなら交感神経優位でも良いのですが、寝る前は副交感神経を優位にしておきたいもの。私は、手足高温浴のあとに浴槽に水を足してぬるめの半身浴をして、副交感神経優位にしてから寝るようにしています。
夏本番まで、あと1ヶ月ほど。今から3週間ほどがんばれば、眠っている汗腺が働き出して、この夏は心地よい汗がかけるようになれるかもしれません。

この画像より少し深めのバケツ程度の深さが効果的ですが、バケツに足2本は入りにくいもの。足用バケツ2個と腕用バケツ1個を使う方法もあります。

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