働く女性の戦略的生活スタイル|Another You STYLE
働く女性の生活を戦略的に考え、仕事・ファッション・くらし・美容/健康・スキルアップ・食事などについて、ミニコラムとしてご提案・ご紹介してまいります。
しっかり働くためには、栄養バランスのとれた食事と適度な運動が必要と言われています。しかし、忙しいと味覚的にも栄養的にも変化のない食事になりやすいのではないでしょうか。私の場合は、注意していないと時間のかからない肉、しかも焼くか炒めた料理が多くなります。そのような状態のときは、食事という必要だけれど面倒で避けられないタスクをこなす感じで、食事を楽しむという感覚がなくなってしまいます。食事は忙しい時間をリセットするチャンスでもあるのに、もったいないことです。なにより、栄養的に偏ってしまい疲れやすくなるなどの弊害がありそうです。
では、効率的に料理のレパートリーを増やすにはどうすればよいのでしょうか。たくさんのレシピ本やレシピを紹介するサイトが存在する中、手当たり次第ためしていては時間がかかります。何かの基準が必要と考えていたとき、ある本の「五法の表」「五味の表」が参考になりました(その本は、最後にご紹介しています)。このミニコラムでは、それを利用したレパートリーの増やし方をご紹介いたします。
1.主菜のレパートリーを増やす
「五法の表」は、主菜の献立を考えるためのツールです。横軸に「牛、豚、鶏、魚」という材料の種類、縦軸に「生、煮る、焼く・炒める、揚げる、蒸す」という調理法を記した表(マトリックス)です。主菜は調理法が変われば印象が変わるので、マンネリ感を打破するためには最も効率的だというのです。
本では、この表に毎回の献立(案)を記入してマスをまんべんなく埋めることで、献立のマンネリを防ぐ方法が紹介されています。私の場合、残念ながらこのマスを完全に埋めるほどの料理のレパートリーがなかったので、空いたマスを埋める自分にあったレシピを探し、身につけることにしました。
私は今より魚をもっと食べる必要があると思っているので、横軸の「魚」を「白身魚、赤身魚、青魚、タコ・イカなど」と細分化しました。また、本では豆は副菜の扱いになっていましたが、主菜=たんぱく質が多いものと考え、豆も加えました。横軸に「ひき肉」、縦軸に「鍋」を加える方法もあると本には書かれています。縦・横の項目は、自分の生活スタイルに合わせてアレンジすれば使いやすくなるでしょう。

2.副菜のレパートリーを増やす
「五味の表」は、副菜の献立を考えるためのツールです。横に「豆類、青菜、いも、その他野菜、海藻・乾物」という材料の種類、縦に「しょうゆ、塩、酢、みそ、砂糖・みりん」という味付けを記した表(マトリックス)です。副菜は味付けを変えると、新鮮に感じる効果が大きいそうです。
この表も、よく作るレシピを書き込んで、埋まっていないマスに該当するレシピを探したり考えたりするために使います。私の場合は圧倒的にしょうゆと塩が多く、主菜も似た味が多かったので、味の変化が乏しかったようです。私はすっぱい料理が苦手なのですが、酸味が弱めのものを選んでいくつか作ってみると意外にあいました。少量でも(少量だから)、味の変化は効果的なのですね。
私は、こちらも「その他野菜」を「緑黄色野菜」「根菜類」「淡色野菜」に分けるなどしました。青菜は緑黄色野菜、根菜類は淡色野菜なのですが、意識してとりたいため別出しにしました。味付けは和だけでなく洋中の調味料を入れたり、私の場合は隠し味でしか使わないさとう・みりん、主菜と味噌汁でしか使わない味噌は外すなどして、自分にあわせてカスタマイズしました。

「五法の表」「五味の表」は、日常的な料理のほぼ全体をカバーしているのでロジカルシンキングのMECEに近く、全体を俯瞰して考えられるツールだと思います。ただし、MECEほど分類の厳密さは必要ないので、自分が分かりやすい分類にすればよいでしょう。、MECEでも色々な切り口が考えられるように、主菜なら縦軸を調理法ではなく「和・洋・中」など違う指標も考えられます。自分にとって重要な指標は何かを考え、縦・横の項目がピックアップできれば、効率的に料理のレパートリーを増やすことができると思います。そのレパートリーを、食事の栄養バランスを整え、食事を楽しんで気分をリセットすることに繋げることが最終ゴールです。毎日の献立に悩んでいる方は、一度試してみてはいかがでしょうか。
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では、効率的に料理のレパートリーを増やすにはどうすればよいのでしょうか。たくさんのレシピ本やレシピを紹介するサイトが存在する中、手当たり次第ためしていては時間がかかります。何かの基準が必要と考えていたとき、ある本の「五法の表」「五味の表」が参考になりました(その本は、最後にご紹介しています)。このミニコラムでは、それを利用したレパートリーの増やし方をご紹介いたします。
1.主菜のレパートリーを増やす
「五法の表」は、主菜の献立を考えるためのツールです。横軸に「牛、豚、鶏、魚」という材料の種類、縦軸に「生、煮る、焼く・炒める、揚げる、蒸す」という調理法を記した表(マトリックス)です。主菜は調理法が変われば印象が変わるので、マンネリ感を打破するためには最も効率的だというのです。
本では、この表に毎回の献立(案)を記入してマスをまんべんなく埋めることで、献立のマンネリを防ぐ方法が紹介されています。私の場合、残念ながらこのマスを完全に埋めるほどの料理のレパートリーがなかったので、空いたマスを埋める自分にあったレシピを探し、身につけることにしました。
私は今より魚をもっと食べる必要があると思っているので、横軸の「魚」を「白身魚、赤身魚、青魚、タコ・イカなど」と細分化しました。また、本では豆は副菜の扱いになっていましたが、主菜=たんぱく質が多いものと考え、豆も加えました。横軸に「ひき肉」、縦軸に「鍋」を加える方法もあると本には書かれています。縦・横の項目は、自分の生活スタイルに合わせてアレンジすれば使いやすくなるでしょう。

2.副菜のレパートリーを増やす
「五味の表」は、副菜の献立を考えるためのツールです。横に「豆類、青菜、いも、その他野菜、海藻・乾物」という材料の種類、縦に「しょうゆ、塩、酢、みそ、砂糖・みりん」という味付けを記した表(マトリックス)です。副菜は味付けを変えると、新鮮に感じる効果が大きいそうです。
この表も、よく作るレシピを書き込んで、埋まっていないマスに該当するレシピを探したり考えたりするために使います。私の場合は圧倒的にしょうゆと塩が多く、主菜も似た味が多かったので、味の変化が乏しかったようです。私はすっぱい料理が苦手なのですが、酸味が弱めのものを選んでいくつか作ってみると意外にあいました。少量でも(少量だから)、味の変化は効果的なのですね。
私は、こちらも「その他野菜」を「緑黄色野菜」「根菜類」「淡色野菜」に分けるなどしました。青菜は緑黄色野菜、根菜類は淡色野菜なのですが、意識してとりたいため別出しにしました。味付けは和だけでなく洋中の調味料を入れたり、私の場合は隠し味でしか使わないさとう・みりん、主菜と味噌汁でしか使わない味噌は外すなどして、自分にあわせてカスタマイズしました。

「五法の表」「五味の表」は、日常的な料理のほぼ全体をカバーしているのでロジカルシンキングのMECEに近く、全体を俯瞰して考えられるツールだと思います。ただし、MECEほど分類の厳密さは必要ないので、自分が分かりやすい分類にすればよいでしょう。、MECEでも色々な切り口が考えられるように、主菜なら縦軸を調理法ではなく「和・洋・中」など違う指標も考えられます。自分にとって重要な指標は何かを考え、縦・横の項目がピックアップできれば、効率的に料理のレパートリーを増やすことができると思います。そのレパートリーを、食事の栄養バランスを整え、食事を楽しんで気分をリセットすることに繋げることが最終ゴールです。毎日の献立に悩んでいる方は、一度試してみてはいかがでしょうか。
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