働く女性の戦略的生活スタイル|Another You STYLE
働く女性の生活を戦略的に考え、仕事・ファッション・くらし・美容/健康・スキルアップ・食事などについて、ミニコラムとしてご提案・ご紹介してまいります。
働いている期間が長くなり経験を積むと、仕事に自信が持てるようになります。しかし、40歳くらいになると、「仕事が面白くなくなった」という不満、あるいは「このままでは生き残れない」という不安を感じる人が多いのではないでしょうか。私もそうでした。では、どうすればいいのでしょうか。
2012年には、国家戦略室フロンティア会議が提唱した「40歳定年制」が話題になりました。「40歳定年制」に対しては否定的な意見も多く、国家戦略室もその後廃止されたので、それが実現することはおそらくないでしょう。しかし、その元となった次の現状認識は、働いていれば大抵の人が実感することではないでしょうか。
◆日本の財政が悪化しているため、社会保障を支える人を増やす必要がある
→歳をとっても働かざるを得ない状況になってきている
◆産業構造の変化スピードが早くなっているので、長期繁栄できる企業がなくなってきている
◆個人レベルでも技術・知識の陳腐化のスピードが速く、学び直しが必要になってきている
40歳定年制の目的は「40歳、60歳で学び直すことによって、長く働いてもらう」ことだそうです。確かに、40歳ぐらいの年齢になれば成長が頭打ちの感もあり、次の20年を生き抜くための力が欲しいと思うようになる人が多いと思います。しかし、分かってはいてもなかなか実行できるものではありません。若いころと比べて記憶力は低下していますし、仕事で忙しい。使える資源が少ないのに効果を挙げようと思うならば、やはりよく戦略を練るしかありません。
ドラッカーはその著書『プロフェッショナルの条件』で、「30のときには心躍った仕事も、50ともなれば退屈する。したがって、第二の人生を設計することが必要になる。」とし、それには3つの方法があると述べています。
1.文字通りの第二の人生
働く場所は変わるが仕事の内容はあまり変わらないケースと、仕事がまったく変わるケースがある
2.パラレル・キャリア(第二の仕事)
本業の他に副業的なキャリアや趣味を持つ
3.ソーシャル・アントレプレナー(篤志家)
本業で成功を収めているが、その時間を減らして別の新しい仕事、特に非営利の仕事を始めるなど
ただし、どの方法でも「本格的に踏み切るかなり前から助走しなければならない。」とも述べています。一方で、ドラッカーは、その著書『マネジメント』で
と述べています。このことは、製品だけでなく働く人に対しても当てはまることではないでしょうか。ありふれたスキル(技能)であっても、違う場所では意外な価値を持つ場合があります。そのことを、私はIT業界からジュエリー業界に移った時、思いがけず知りました。IT業界ではありふれた私のITスキルも、ジュエリー業界ではめずらしいスキルだったのです。今後、これを生かして何かが出来るかもしれません。私の場合はたまたま後から気がついただけですが、戦略的に自分のスキルを生かせる違う場所を探してみると、助走期間を短縮できるかもしれません。もちろん、それは違う業種とは限らず、同じ会社の違う部門や、今の部門でターゲットを変えることかもしれません。このような発想は、「ブルー・オーシャン戦略」の「レッド・オーシャンという血みどろの市場で競争するより、レッド・オーシャンを抜け出し、敵のいない未開拓の市場を目指す」という戦略に通じるところがあります。
現代では、仕事をする意義は、生きる糧を得るためだけでなく、自己実現という面も大きいとされています。「仕事が面白くなくなった」という不満、「このままでは生き残れない」という不安をそのままにしておくと、人生の質を低下させかねません。「仕事が面白くなくなった」という方は、ドラッカーの言う3つの方法のうちのパラレル・キャリアやソーシャル・アントレプレナーを目指してみてはいかがでしょう。「このままでは生き残れない」と感じている方は、1つ目の文字通りの第二の人生、あるいはパラレル・キャリアを経てのキャリアチェンジを目指すという方法があります。その場合はやはり、自分のスキルを生かせて、競争相手の少ない有利な場所を探したいことでしょう。以前のコラム「10年後に生き残るためのキャリア戦略マップ」では、そのための1つのヒントをご紹介しています。40代は、今までを振り返り、これからのキャリア戦略をもう一度練り直す、そういう時期なのかもしれません。
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2012年には、国家戦略室フロンティア会議が提唱した「40歳定年制」が話題になりました。「40歳定年制」に対しては否定的な意見も多く、国家戦略室もその後廃止されたので、それが実現することはおそらくないでしょう。しかし、その元となった次の現状認識は、働いていれば大抵の人が実感することではないでしょうか。
◆日本の財政が悪化しているため、社会保障を支える人を増やす必要がある
→歳をとっても働かざるを得ない状況になってきている
◆産業構造の変化スピードが早くなっているので、長期繁栄できる企業がなくなってきている
◆個人レベルでも技術・知識の陳腐化のスピードが速く、学び直しが必要になってきている
40歳定年制の目的は「40歳、60歳で学び直すことによって、長く働いてもらう」ことだそうです。確かに、40歳ぐらいの年齢になれば成長が頭打ちの感もあり、次の20年を生き抜くための力が欲しいと思うようになる人が多いと思います。しかし、分かってはいてもなかなか実行できるものではありません。若いころと比べて記憶力は低下していますし、仕事で忙しい。使える資源が少ないのに効果を挙げようと思うならば、やはりよく戦略を練るしかありません。
ドラッカーはその著書『プロフェッショナルの条件』で、「30のときには心躍った仕事も、50ともなれば退屈する。したがって、第二の人生を設計することが必要になる。」とし、それには3つの方法があると述べています。
1.文字通りの第二の人生
働く場所は変わるが仕事の内容はあまり変わらないケースと、仕事がまったく変わるケースがある
2.パラレル・キャリア(第二の仕事)
本業の他に副業的なキャリアや趣味を持つ
3.ソーシャル・アントレプレナー(篤志家)
本業で成功を収めているが、その時間を減らして別の新しい仕事、特に非営利の仕事を始めるなど
ただし、どの方法でも「本格的に踏み切るかなり前から助走しなければならない。」とも述べています。一方で、ドラッカーは、その著書『マネジメント』で
既存の製品の新しい用途を見つけることもイノベーションである。イヌイットに対して凍結防止のためとして冷蔵庫を売ることは、新しい工程の開発や新しい製品の発明に劣らないイノベーションである。それは新しい市場を開拓することでもある。凍結防止用という新しい製品を創造することである。技術的には既存の製品があるだけである。だが経済的には、イノベーションが行われている。
と述べています。このことは、製品だけでなく働く人に対しても当てはまることではないでしょうか。ありふれたスキル(技能)であっても、違う場所では意外な価値を持つ場合があります。そのことを、私はIT業界からジュエリー業界に移った時、思いがけず知りました。IT業界ではありふれた私のITスキルも、ジュエリー業界ではめずらしいスキルだったのです。今後、これを生かして何かが出来るかもしれません。私の場合はたまたま後から気がついただけですが、戦略的に自分のスキルを生かせる違う場所を探してみると、助走期間を短縮できるかもしれません。もちろん、それは違う業種とは限らず、同じ会社の違う部門や、今の部門でターゲットを変えることかもしれません。このような発想は、「ブルー・オーシャン戦略」の「レッド・オーシャンという血みどろの市場で競争するより、レッド・オーシャンを抜け出し、敵のいない未開拓の市場を目指す」という戦略に通じるところがあります。
現代では、仕事をする意義は、生きる糧を得るためだけでなく、自己実現という面も大きいとされています。「仕事が面白くなくなった」という不満、「このままでは生き残れない」という不安をそのままにしておくと、人生の質を低下させかねません。「仕事が面白くなくなった」という方は、ドラッカーの言う3つの方法のうちのパラレル・キャリアやソーシャル・アントレプレナーを目指してみてはいかがでしょう。「このままでは生き残れない」と感じている方は、1つ目の文字通りの第二の人生、あるいはパラレル・キャリアを経てのキャリアチェンジを目指すという方法があります。その場合はやはり、自分のスキルを生かせて、競争相手の少ない有利な場所を探したいことでしょう。以前のコラム「10年後に生き残るためのキャリア戦略マップ」では、そのための1つのヒントをご紹介しています。40代は、今までを振り返り、これからのキャリア戦略をもう一度練り直す、そういう時期なのかもしれません。
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では、ポータブルなスキル・キャリアがあるのかどうか、どうしたら客観的にわかるのでしょうか。忙しく働くビジネスパーソンにとっては、時間的な制約もあり、手軽に具体的に知りたいところです。転職サイトなどで「年収診断」というサービスがありますが、これは非常に手軽で10分程度の時間でいつでもできますが、感覚的で抽象的な質問に答える方式が多いようです。従って、得られる成果も、現在年収が妥当な範囲かどうかといったことを中心に、感覚的で抽象的なレベルのものです。
そこで、私が長らく実践している方法をご紹介したいと思います。その方法は、転職サイトで匿名スカウトサービスを利用する方法です。このサービスは、転職サイトに匿名で職歴やスキル情報をレジュメとして登録すると、求人中の企業(または、転職エージェントコンサルタント)がそのレジュメを見てスカウトメールを送ってくる、というサービスです。匿名ですので気軽にできますし、ネット上でのサービスですので時間的・場所的な制約もなくいつでも手軽にできます。また、具体的な企業からのアプローチがあるわけですから、自分のスキル・キャリアが、どの程度通用するのか、どのような企業に通用するのか、などがわかるようになります。意外な企業からのアプローチもあったりしますので、自分のキャリア戦略(「10年後に生き残るためのキャリア戦略マップ」ご参照)の参考にもできるでしょう。
少し気になるのが、転職の意志がなくても匿名スカウトサービスを利用してよいのかどうかです。しかし、転職の意志がなくとも、転職の意志レベル(すぐにでも転職したい|1年以内に|よい企業があれば|今のところ考えていない、など)を表明設定できますし、スカウトメールを受けた場合でも、丁寧に辞退すれば問題ないと思います(ボタンひとつで簡単に辞退できる機能がスカウトサービスにありますが、コメント欄もありますので丁寧な辞退コメントをされるのが望ましいと思います。将来、本当に転職をすることになるかもしれないからです。)。実際、私は、このサービスを利用してスカウトメールに応募したことはありませんが、これまでにそれで問題になったこともありません。それどころか、半年間とか1年間、レジュメを更新していないと、更新してくださいという電子メールが送られてきます。定期的に、自分のスキル・キャリアを更新登録しつつ、それらを見直すよい機会にもなります。
この方法は、最初は、自分の具体的な職歴や経験スキルや取得資格などを書きますので(守秘義務の範囲で)、そこそこ手間がかかりますが、その後は、自分のスキル・キャリアの変化にもよりますが、変化分を定期的に更新をするだけの作業です。下記に匿名スカウトサービスが利用できる企業を複数紹介しておりますが、登録する情報はほぼ同じですので、求人企業がスカウトサービスによっても異なることを考えると、複数のスカウトサービスに登録するのもありだと思います(私は、下記のスカウトサービスのすべてを利用しています)。
ただし、すぐに転職の意志が無い場合は、気をつけなくてはならない点もあります。現在働いている企業やクライアント企業が、このスカウトサービスで求人企業になっている場合があることです。転職の意志がある場合には守秘義務の範囲でできるだけ具体的に書いた方がよいようですが、それが目的ではない場合は、現在の所属企業やクライアント企業から、転職しようとしているのではないかと、あらぬ疑いをかけられないよう注意をしないとなりません。例えば、以下のような点に留意する必要があります。
(1)職歴などで、具体的な企業名やそれが明らかにわかる表現を避ける
(2)職歴などで、仕事の実施時期を、多少入れ替えたりずらす
(3)自分のレジュメを見られない企業を設定する機能があるので、所属企業やクライアント企業などを設定しておく
(4)それらの企業にグループ企業もある場合は、なるべくそのグループ企業も設定しておく
実際、レジュメを見られない企業の設定ができる機能を知らなかったときに、私が働いている企業からスカウトメールが送られてきたことがあります。レジュメをよくよく見れば私であるとわかるかもしれないと思い、あらぬ疑いをかけられないよう、スカウトメールが来たことと事情をあわせて人事部に伝えたことがあります。私が働いている企業は非常にフランクでしたので、そのときは笑い話ですみましたが・・。しかし、逆にこの一件で、適切なレジュメを書けば、適切な企業からアプローチがあり、この方法が有効であることがわかります。
なお、転職エージェントサービスを利用する方法もありますが、私自身は利用したことがないのですが、経験のある知人の話によれば、担当エージェントさんと電子メールや電話でやり取りする頻度が結構多く、すぐに情報のやり取りや判断・決断を求められることが多いので、自分の好きなタイミグで利用できる手軽なサービスではないようです。どちらかといえば、すぐに転職をしたいときに有効なサービスだと思います。
このように、特に時間に制約のあるビジネスパーソンにとっては、自分の市場価値を手軽に、かつ、客観的に具体的に知るには、転職スカウトサービスはとても有効な方法だと思います。転職エージェントサービスのようにすぐに企業からアプローチが来ないかもしれませんが、長らく続けて利用していれば、どのような企業からどのくらいのアプローチがくるかで自分の市場価値がわかりますし、意外な企業からのアプローチで新たな発見があるかもしれません。自分のキャリアやスキルを戦略的に考えるのに、十分に役立つひとつの方法であると思います。
以下に、私が利用している匿名スカウトサービスを行っている企業を4社掲載いたします。求人企業の登録数が多いほど、スカウトメールが送られてくる頻度が高いと思いますが、長らく利用していて実際にスカウトメールが送られてくる数の多い順に掲載しています。匿名スカウトサービスの機能はだいたいどの企業も同じですが、求人企業の登録数や私の経験からいえば、リクナビNEXTかDODAの1つか2つを利用するだけで、利用目的からすれば十分かと思います。ただし、上述の通り、登録する情報はほぼ同じですので、1つ利用するならば、多くはコピー&ペーストで他社のサービスにも登録できますので、複数利用するというのもありかと思います。
【リクルート社】
以下のバナー(リクナビNEXTの画像部分)をクリックして、表示された最初の画面左上の「リクナビNEXT(以下のバナーと同じ画像部分)」をクリックすると、次の画面に「スカウトを待つ」というメニューがありますので、そのメニューから匿名スカウトサービスの説明閲覧と登録ができます(会員登録をしていない場合は、最初の画面と同様の画面から会員登録をすることになります)。
【インテリジェンス社】
以下のバナーをクリックして、表示された最初の画面左上の「DODA」をクリックすると、次の画面に「スカウト」というメニューがありますので、そのメニューから匿名スカウトサービスの説明閲覧と登録ができます。

【ソフトバンク社】
以下のバナーをクリックして、表示された最初の画面中央上に「スカウトを活用する」というメニューがありますので、そのメニューから匿名スカウトサービスの説明閲覧と登録ができます。
【マイナビ社(旧 毎日コミュニケーションズ社)】
以下のバナーをクリックして、表示された最初の画面中央上に「スカウトを受ける」というメニューがありますので、そのメニューから匿名スカウトサービスの説明閲覧と登録ができます。ただし、マイナビ転職エージェントは、企業から直接アプローチがあるのはなく、エージェントコンサルタントのみからスカウトメールがあります。しかし、スカウトメールには具体的な企業名が記載されていますので(具体名はないものもありますが)、サービスレベルとしては上記他社と同等だと思います。



この競争からどう生き残っていくのか、10年後にも生き残っていけるのか、それを考えて戦略的に自分のキャリアを見なおしていくことが大切であると思います。進化論のダーウィンは「強いもの、賢いもの、ではなく、変化に対応できるものが生き残る」と言ったそうですが、まさに変化に対応する方法が戦略だと思います。では、その戦略はどう考えればよいのでしょうか。その考え方には、企業における戦略構築の方法論が、大いに参考になると思います。
企業における戦略の考え方のひとつには、競争戦略上のポジショニングがあります。他社と競争する市場を多くの場合2つの軸でマップを作り、自社・競争他社を含め、現状はどこにいて、今後はどこに向かうのか、その位置(ポジション)を分析してマップ上に表すというものです。それによって、競争市場全体を漏れなく・だぶりなく俯瞰することができ、戦略上の大きな方向性を決めることができます。しかしながら、2つの軸にはこれが正解というものがある訳でもありませんし、この2つの軸を何にするのかで競争市場の見え方が大きく変わります(しかし、いくつかの定番的な「2軸」はあります。例えば、需要ニーズの広さと深さの2軸とか。)。ですので、よい2つの軸を発見することが、よい戦略を生み出すことにつながるのです。
では、仕事(キャリア)についてはどうでしょうか。仕事についても、いろいろな軸のマップが考えられるかもしれません。その参考になるのが、下記にご紹介する週刊誌と単行本です。「10年後に食える仕事、食えない仕事」というタイトルの特集が週刊誌に掲載され、それがより詳細化され書籍化されたものが単行本です。昨今の仕事や失業の話題が多い中で、なかなか衝撃的なタイトルですが、この中に2つの軸による仕事のマップが掲載されています。2つの軸とは、日本人メリットが大か小か、スキルタイプが知識か技能か、です(具体的にどのようなマップかは、当ショップスタッフのプライベートブログをご覧ください → [ So-netブログ もうひとりのあなた ])。
この中で筆者の方が言っているのは、10年後でも日本市場は巨大な規模であること、今後は日本流のホスピタリティやチームプレーが世界で高く評価されるであろうこと、つまり日本人であることを活かした仕事は生き残りやすい、と言っています。そうでない場合は、ハングリー精神が強くやる気満々の低人件費の新興国の人たちと競争するか、世界共通のルールで評価される超成果主義のなかで競争するか、だと言っています。従って、日本人メリットの多い仕事を選択していくのが、この10年におけるキャリア戦略の一つである、というのが筆者の方が言いたいことなのだと思います。
このマップは、非常に多くの仕事が分類されていますので、少々乱暴かもしれません。個別に見ればその中にもまたマップができるでしょうし、その個別の中での競争もあるでしょう。しかし、全体を見渡すことで、今いる場所での局所的な競争よりも、より有利な場所(ポジション)が見つかる可能性があります。それこそが、仕事(キャリア)を戦略的に考えるということであり、変化に対応して生き残るということなのだと思います。その入り口としても、この「10年後に食える仕事、食えない仕事」に掲載されたマップは大いに参考になると思います。
なお、「10年後に食える仕事、食えない仕事」のマップ(書中ではマトリックス)とその解説を知りたいだけでしたら、週刊東洋経済8/27号の特集をご覧になるだけで十分と思います。
◎ 週刊 東洋経済 2011年 8/27号 特集:10年後に食える仕事、食えない仕事 [雑誌]
◎ 週刊 東洋経済 2012年 4/14号 特集:10年後、日本人が食える仕事 [雑誌]
◎ 10年後に食える仕事、食えない仕事 [単行本] ISBN-13: 978-4492261033
【Fujisan.co.jp】(すぐ読めるデジタル版があります~iPhone/iPadにも対応)


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