働く女性の戦略的生活スタイル|Another You STYLE
働く女性の生活を戦略的に考え、仕事・ファッション・くらし・美容/健康・スキルアップ・食事などについて、ミニコラムとしてご提案・ご紹介してまいります。
忙しく働いていても、部屋がきれいに整理されている人がいます。しかし、忙しくなればなるほど部屋が散らかってしまうという人も多いのではないでしょうか。散らかっていても見た目以外に問題がなければ、全てを完璧にやって倒れるよりはずっと良いことです。しかし、どこに何があるか分からなくなり、探し物に時間をとられるようになったら問題です。探し物というマイナスをゼロに戻すむなしい作業を「時間ドロボー」と思うのは私だけではないでしょう。仕事を効率よくこなすためにも、「片づけ」が大切だと多くの人が気がついています。
そこで今回のミニコラムでは、片づけ本として過去大ヒットをした『断捨離』と『人生がときめく片づけの魔法』(以下、『片づけの魔法』と略)の2つを取り上げ、「片づけ」について考えてみたいと思います。どちらも「これで片づけられるようになった」という声が多い一方、「合わない」という人もいるので、片づけ方法には多くの人に当てはまる本質的な部分と、人によって異なる相性のようなものがありそうです。本質的な部分を外さず、自分に合った方法を見つけることが出来れば、片づけられた状態に早く到達できるのではないでしょうか。
1.共通点
基本的な考え方はおどろくほど似ています。私が感じた重要なポイントは、次の3点でした。
今の自分に必要でふさわしいモノという視点でモノを厳選すれば、大した収納テクニックがなくても気持ちのよい空間が生まれ、余計な執着や不安から解放されたり、本当の自分が分かったりして、人生にも好循環が生まれる。まわりに大量のモノが溢れ、必要以上に所有欲をかきたてられている私たちのほとんどに当てはまる、これが1つの解なのだと思います。
2.相違点
1のような共通点も見られますが、もちろん違いがあります。私が気がついた大きな違いを簡単にまとめてみました。
※1 別の場所にあっても、同じ種類のモノはまとめて片づける
※2 それぞれ、同じ著者のその後の本で補完されている
3.この2つの本をどう生かすか
1であげた共通点は片づけの本質(コア)で、2の相違点は方法論の違いだと思います。どんなにすぐれた方法論でも万人に通用することはないので、どちらが正しいかではなくどちらがより自分に向いているかという問題でしょう。自分に合わせて必要なところ・使えるところを利用すればよいのではないでしょうか。私の場合、基本的なやり方は『断捨離』をメインにし、残すものを決める判断基準や収納法は『片づけの魔法』からヒントをもらう形に落ち着きました。
忙しく働く女性の多くは、時間的制約から『片づけの魔法』の一気の片づけはかなり難しいのではないでしょうか。ただ、すき間時間で少しずつやる方法は挫折しやすいのもまた事実で
◇ いつまでに終えるという目標を明確にしておく
◇ 片づけが終わるまでは、新しいモノを買わない(断捨離の「断」)
などの対策が必須です。
『片づけの魔法』は、「ときめき」のような感覚的な言葉遣いや文体に混じって、非常に合理的な思考もあり、『断捨離』とは別の刺激を受けました。例えば、こういう理由(下の例では↑部分)だから、こうすべきという提案(▼部分)の、提案部分は私の生活スタイルにはあまり合いませんでしたが、理由部分は「そういう視点も必要だ」と納得するものでした。
▼ 取扱説明書は全部捨てる
▼ 契約書などほとんどアクセスしないものは、分類せずまとめて保存
↑ 「分類・保管の手間」と、「必要になる頻度×探す(代用を含む)手間」を天秤にかけた結果
(リスク管理と同じ考え方)
▼ 「行動動線」「使用頻度」は無視してもOK
↑ 取り出す手間よりしまう手間を軽くするため、シンプルな収納にする
私は取扱説明書を全部捨ててはいませんが、リスク管理と同じようにむやみに全てに備えるのはムダだと気がつき、自分なりの基準で取捨選択するようになりました。同様に、それまで漠然としか意識していなかった「しまう手間」を強く意識するようになり、「行動動線」「使用頻度」と「しまう手間」のバランスを考えるようになりました。
世の中にはこの2冊以外にも片づけ・収納・インテリアの本があふれていますが、私の場合、「欲しいものが、手間なく(=ストレスなく)取り出せる」ことが一番重要な条件です。他の人には散らかっているように見えてもモノが把握できてすぐ取り出せればOK、どんなにきれいに見えても取り出すのに手間がかかりすぎるものはNGなのです。最終的に何が一番重要かという基準を明確にし、それをぶれずに守り続ければ、自然に片づくようになると思います。忙しく働く女性にとって、一番重要なのは「時間」ではないでしょうか。
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そこで今回のミニコラムでは、片づけ本として過去大ヒットをした『断捨離』と『人生がときめく片づけの魔法』(以下、『片づけの魔法』と略)の2つを取り上げ、「片づけ」について考えてみたいと思います。どちらも「これで片づけられるようになった」という声が多い一方、「合わない」という人もいるので、片づけ方法には多くの人に当てはまる本質的な部分と、人によって異なる相性のようなものがありそうです。本質的な部分を外さず、自分に合った方法を見つけることが出来れば、片づけられた状態に早く到達できるのではないでしょうか。
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1.共通点
基本的な考え方はおどろくほど似ています。私が感じた重要なポイントは、次の3点でした。
- まずは捨てる
- まず第一にやるべきは、不要なものを捨てる(リサイクル等を含む)こと。収納方法などを考えるのは、不要なものを捨てきってから。ただし、外から見える行為は「捨てる」でも、本質的には「自分に必要なものを選ぶ」である。
- 片づけ=自分との対話
- これが自分にとって本当に必要か・ふさわしいかを判断するためには、おのずと自分にとって大切なことは何かなど、深いレベルで自分を見つめなおさざるを得ない。
- 「執着」「不安」から解放される
- モノを捨てられない大きな原因が、「過去への執着」や「未来への不安」。「今」の自分にとって必要なことは何かを考えているうちに、そのような執着や不安がなくなる。
今の自分に必要でふさわしいモノという視点でモノを厳選すれば、大した収納テクニックがなくても気持ちのよい空間が生まれ、余計な執着や不安から解放されたり、本当の自分が分かったりして、人生にも好循環が生まれる。まわりに大量のモノが溢れ、必要以上に所有欲をかきたてられている私たちのほとんどに当てはまる、これが1つの解なのだと思います。
2.相違点
1のような共通点も見られますが、もちろん違いがあります。私が気がついた大きな違いを簡単にまとめてみました。

※1 別の場所にあっても、同じ種類のモノはまとめて片づける
※2 それぞれ、同じ著者のその後の本で補完されている
3.この2つの本をどう生かすか
1であげた共通点は片づけの本質(コア)で、2の相違点は方法論の違いだと思います。どんなにすぐれた方法論でも万人に通用することはないので、どちらが正しいかではなくどちらがより自分に向いているかという問題でしょう。自分に合わせて必要なところ・使えるところを利用すればよいのではないでしょうか。私の場合、基本的なやり方は『断捨離』をメインにし、残すものを決める判断基準や収納法は『片づけの魔法』からヒントをもらう形に落ち着きました。
- 一気に片づけるためのまとまった時間を確保できないので、すき間時間で少しずつという『断捨離』の方式しか選択できない。
- 仕事関連のもの(仕事用の服や本)が多いため、「ときめき」だけで判断できない。また、プライベートの「ときめき」も日によって変わるので、短期間で一気に捨てることはリスクが大きい。
- 『片づけの魔法』は、具体的に著者の捨てる基準や収納の基準・例が理由つきで示され、イメージしやすい。
忙しく働く女性の多くは、時間的制約から『片づけの魔法』の一気の片づけはかなり難しいのではないでしょうか。ただ、すき間時間で少しずつやる方法は挫折しやすいのもまた事実で
◇ いつまでに終えるという目標を明確にしておく
◇ 片づけが終わるまでは、新しいモノを買わない(断捨離の「断」)
などの対策が必須です。
『片づけの魔法』は、「ときめき」のような感覚的な言葉遣いや文体に混じって、非常に合理的な思考もあり、『断捨離』とは別の刺激を受けました。例えば、こういう理由(下の例では↑部分)だから、こうすべきという提案(▼部分)の、提案部分は私の生活スタイルにはあまり合いませんでしたが、理由部分は「そういう視点も必要だ」と納得するものでした。
▼ 取扱説明書は全部捨てる
▼ 契約書などほとんどアクセスしないものは、分類せずまとめて保存
↑ 「分類・保管の手間」と、「必要になる頻度×探す(代用を含む)手間」を天秤にかけた結果
(リスク管理と同じ考え方)
▼ 「行動動線」「使用頻度」は無視してもOK
↑ 取り出す手間よりしまう手間を軽くするため、シンプルな収納にする
私は取扱説明書を全部捨ててはいませんが、リスク管理と同じようにむやみに全てに備えるのはムダだと気がつき、自分なりの基準で取捨選択するようになりました。同様に、それまで漠然としか意識していなかった「しまう手間」を強く意識するようになり、「行動動線」「使用頻度」と「しまう手間」のバランスを考えるようになりました。
世の中にはこの2冊以外にも片づけ・収納・インテリアの本があふれていますが、私の場合、「欲しいものが、手間なく(=ストレスなく)取り出せる」ことが一番重要な条件です。他の人には散らかっているように見えてもモノが把握できてすぐ取り出せればOK、どんなにきれいに見えても取り出すのに手間がかかりすぎるものはNGなのです。最終的に何が一番重要かという基準を明確にし、それをぶれずに守り続ければ、自然に片づくようになると思います。忙しく働く女性にとって、一番重要なのは「時間」ではないでしょうか。


部屋干し臭の原因は、衣服についた菌が繁殖するためだそうです。このミニコラムでは、私の経験を踏まえて
- 洗う前に菌を繁殖させない
- 洗濯でしっかり汚れと菌を落とす
- 乾かしている間に菌を繁殖させない
1.洗う前に菌を繁殖させない
洗う前に菌を繁殖させない最も効果的な方法は、「こまめに洗う」ことでしょう。しかし、働いているとそう頻繁に洗濯はできないものです。となると、菌が繁殖しないように出来るだけ湿度の低い=通気性の良い環境で保管する必要があります。また、洗濯槽に菌が繁殖していると洗濯物に菌が付着するので、洗濯槽の菌を減らしておくことも大切です。
- 汚れ物は、洗濯槽ではなく、通気性の良いカゴなどに入れる。
- 洗濯槽で菌が繁殖しないように、洗濯後はできるだけ早く洗濯槽を乾燥させる。
(洗濯槽乾燥の機能を使う、洗濯機の扉は洗濯槽が乾燥するまでものを入れず開けておく、など) - 洗濯槽を定期的に洗浄・除菌する。
(方法は、洗濯機の取り扱い説明書に従う。)
汚れ物を洗濯槽に入れると手軽で省スペースですが、湿度が高くなって菌が繁殖しやすい環境になりやすいものです。しかし、大きなカゴを置くスペースがない場合もあります。そのような時、私は1日分の汚れ物が入る小さめのかごを用意していました。カゴに1日入れている間に湿り気が取れるので、次の汚れ物が出たときに洗濯槽に移すのです。濡れたタオルなどは、干して乾燥させてから洗濯槽に入れます。また、洗濯機の扉は常に少し開けておくようにしました。ベストの環境とは言えませんが、菌の繁殖をそれなりに抑えることが出来ていたと思います。
2.洗濯でしっかり菌を落とす
洗濯洗剤や漂白剤、柔軟剤の種類(成分)の違いがよくわからず、香りなど付加機能で選んでいませんか。私はどれを選んでも基本的性能に大差はなく、付加機能の違いだと思っていました。しかしやはり得意・不得意があり、多少の違いはあっても大まかには次のような傾向があるそうです。
- 洗浄力は液体洗剤より粉末洗剤の方が強い傾向がある。
- 粉末洗剤には漂白剤や蛍光増白剤(染料の一種。詳しいことは→★)が入っている場合が多い。
- 漂白剤は汚れの色素を落とすだけなく、臭いをとったり除菌する作用もある。
- 漂白剤には塩素系、酸素系(粉末)、酸素系(液体)があり、この順で漂白力(除菌力)が強い。
- 酸素系漂白剤は、粉末・液体ともに、色柄物・白物両方に使える。
- 抗菌効果のある柔軟剤もある。
私は、液体洗剤の方が後から出たので、粉末洗剤より性能がよい(洗浄力が強い)と思っていましたし、粉末の酸素系漂白剤は存在すら知りませんでした。
粉末洗剤は液体洗剤より変質しにくいため、より多くの成分が加えられています(洗濯洗剤の成分と働き→★)。粉末洗剤の洗浄力が液体洗剤よりも強い傾向にあるのは、そのためかもしれません。ただ私の場合、手間などを考えるとなかなか粉末洗剤は使えず、部屋干し対応や除菌・抗菌剤(除菌と抗菌の違い→★)を配合している液体洗剤を使ったり、一般の液体洗剤+液体の酸素系漂白剤で洗ったりしています。
それでも、たくさん汗をかいたときのシャツや濡れたタオルなどは、洗濯するまでに乾かして菌を増やさないように気をつけていても臭うことがあります。そういったものは、粉末の酸素系漂白剤をお湯に溶かし、30分つけ置きしてから洗濯するようにしたところ、臭いが気にならなくなりました。
生活スタイルによってベストな洗剤などの組み合わせ・やり方は異なると思います。メーカーのサイトには、洗剤・漂白剤・柔軟剤などの詳しい説明がありますので(花王→★、ライオン→★ )、もし臭いで悩んでいるのであれば、いまより菌を少なくできる方法を試してみてはいかがでしょうか。
3.乾かしている間に菌を繁殖させない
洗濯した洋服は菌が繁殖しやすい状態なので、できるだけ早く乾燥させる必要があります。環境にもよりますが、5時間以内が目安のようです→(★)。そのためには、風通しを良くして湿度を下げることが効果的で、具体的には
私の場合、洗濯ハンガーに干すものは薄いものだけにし、主に洋服ハンガーを使って間隔をあけるようにしました。しかし、それよりも除湿機+扇風機の使用が効果があったように思います。デシカント(ゼオライト)方式の除湿機を使用していますが(除湿機の方式の詳細は→★)、吹出口から出る温風が効率的に洗濯物に当たるので、エアコンの除湿機能より洗濯物が乾きやすいように感じます。布団の部屋干しにも使えるので、置くスペースが確保できるなら除湿機はおすすめです。デシカント方式の除湿機の欠点は、消費電力が大きいこと、温風で室温が上昇(3~8℃程度)するため暑さ対策が必要な季節があることです。夏などはエアコンの除湿+扇風機にしたり、急ぐ場合は除湿機+エアコンの除湿+扇風機で一気に乾かしたり、状況に合わせてやり方を変えています。
清潔感は働く女性にとって大切なイメージの1つです。洋服が臭うことは洋服が汚れていることと同じで、評価を落としかねません。働いているとなかなかタイミングよく洗濯が出来ませんが、少しの知識・情報があれば限られた時間と労力で対応できるものだと思います。ただ、私のように多くの働く女性は洗濯の知識・情報に無頓着かもしれません。このミニコラムが、洗濯を効果的に行うきっかけになればと思います。

しっかり働くためには、栄養バランスのとれた食事と適度な運動が必要と言われています。しかし、忙しいと味覚的にも栄養的にも変化のない食事になりやすいのではないでしょうか。私の場合は、注意していないと時間のかからない肉、しかも焼くか炒めた料理が多くなります。そのような状態のときは、食事という必要だけれど面倒で避けられないタスクをこなす感じで、食事を楽しむという感覚がなくなってしまいます。食事は忙しい時間をリセットするチャンスでもあるのに、もったいないことです。なにより、栄養的に偏ってしまい疲れやすくなるなどの弊害がありそうです。
では、効率的に料理のレパートリーを増やすにはどうすればよいのでしょうか。たくさんのレシピ本やレシピを紹介するサイトが存在する中、手当たり次第ためしていては時間がかかります。何かの基準が必要と考えていたとき、ある本の「五法の表」「五味の表」が参考になりました(その本は、最後にご紹介しています)。このミニコラムでは、それを利用したレパートリーの増やし方をご紹介いたします。
1.主菜のレパートリーを増やす
「五法の表」は、主菜の献立を考えるためのツールです。横軸に「牛、豚、鶏、魚」という材料の種類、縦軸に「生、煮る、焼く・炒める、揚げる、蒸す」という調理法を記した表(マトリックス)です。主菜は調理法が変われば印象が変わるので、マンネリ感を打破するためには最も効率的だというのです。
本では、この表に毎回の献立(案)を記入してマスをまんべんなく埋めることで、献立のマンネリを防ぐ方法が紹介されています。私の場合、残念ながらこのマスを完全に埋めるほどの料理のレパートリーがなかったので、空いたマスを埋める自分にあったレシピを探し、身につけることにしました。
私は今より魚をもっと食べる必要があると思っているので、横軸の「魚」を「白身魚、赤身魚、青魚、タコ・イカなど」と細分化しました。また、本では豆は副菜の扱いになっていましたが、主菜=たんぱく質が多いものと考え、豆も加えました。横軸に「ひき肉」、縦軸に「鍋」を加える方法もあると本には書かれています。縦・横の項目は、自分の生活スタイルに合わせてアレンジすれば使いやすくなるでしょう。

2.副菜のレパートリーを増やす
「五味の表」は、副菜の献立を考えるためのツールです。横に「豆類、青菜、いも、その他野菜、海藻・乾物」という材料の種類、縦に「しょうゆ、塩、酢、みそ、砂糖・みりん」という味付けを記した表(マトリックス)です。副菜は味付けを変えると、新鮮に感じる効果が大きいそうです。
この表も、よく作るレシピを書き込んで、埋まっていないマスに該当するレシピを探したり考えたりするために使います。私の場合は圧倒的にしょうゆと塩が多く、主菜も似た味が多かったので、味の変化が乏しかったようです。私はすっぱい料理が苦手なのですが、酸味が弱めのものを選んでいくつか作ってみると意外にあいました。少量でも(少量だから)、味の変化は効果的なのですね。
私は、こちらも「その他野菜」を「緑黄色野菜」「根菜類」「淡色野菜」に分けるなどしました。青菜は緑黄色野菜、根菜類は淡色野菜なのですが、意識してとりたいため別出しにしました。味付けは和だけでなく洋中の調味料を入れたり、私の場合は隠し味でしか使わないさとう・みりん、主菜と味噌汁でしか使わない味噌は外すなどして、自分にあわせてカスタマイズしました。

「五法の表」「五味の表」は、日常的な料理のほぼ全体をカバーしているのでロジカルシンキングのMECEに近く、全体を俯瞰して考えられるツールだと思います。ただし、MECEほど分類の厳密さは必要ないので、自分が分かりやすい分類にすればよいでしょう。、MECEでも色々な切り口が考えられるように、主菜なら縦軸を調理法ではなく「和・洋・中」など違う指標も考えられます。自分にとって重要な指標は何かを考え、縦・横の項目がピックアップできれば、効率的に料理のレパートリーを増やすことができると思います。そのレパートリーを、食事の栄養バランスを整え、食事を楽しんで気分をリセットすることに繋げることが最終ゴールです。毎日の献立に悩んでいる方は、一度試してみてはいかがでしょうか。
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では、効率的に料理のレパートリーを増やすにはどうすればよいのでしょうか。たくさんのレシピ本やレシピを紹介するサイトが存在する中、手当たり次第ためしていては時間がかかります。何かの基準が必要と考えていたとき、ある本の「五法の表」「五味の表」が参考になりました(その本は、最後にご紹介しています)。このミニコラムでは、それを利用したレパートリーの増やし方をご紹介いたします。
1.主菜のレパートリーを増やす
「五法の表」は、主菜の献立を考えるためのツールです。横軸に「牛、豚、鶏、魚」という材料の種類、縦軸に「生、煮る、焼く・炒める、揚げる、蒸す」という調理法を記した表(マトリックス)です。主菜は調理法が変われば印象が変わるので、マンネリ感を打破するためには最も効率的だというのです。
本では、この表に毎回の献立(案)を記入してマスをまんべんなく埋めることで、献立のマンネリを防ぐ方法が紹介されています。私の場合、残念ながらこのマスを完全に埋めるほどの料理のレパートリーがなかったので、空いたマスを埋める自分にあったレシピを探し、身につけることにしました。
私は今より魚をもっと食べる必要があると思っているので、横軸の「魚」を「白身魚、赤身魚、青魚、タコ・イカなど」と細分化しました。また、本では豆は副菜の扱いになっていましたが、主菜=たんぱく質が多いものと考え、豆も加えました。横軸に「ひき肉」、縦軸に「鍋」を加える方法もあると本には書かれています。縦・横の項目は、自分の生活スタイルに合わせてアレンジすれば使いやすくなるでしょう。

2.副菜のレパートリーを増やす
「五味の表」は、副菜の献立を考えるためのツールです。横に「豆類、青菜、いも、その他野菜、海藻・乾物」という材料の種類、縦に「しょうゆ、塩、酢、みそ、砂糖・みりん」という味付けを記した表(マトリックス)です。副菜は味付けを変えると、新鮮に感じる効果が大きいそうです。
この表も、よく作るレシピを書き込んで、埋まっていないマスに該当するレシピを探したり考えたりするために使います。私の場合は圧倒的にしょうゆと塩が多く、主菜も似た味が多かったので、味の変化が乏しかったようです。私はすっぱい料理が苦手なのですが、酸味が弱めのものを選んでいくつか作ってみると意外にあいました。少量でも(少量だから)、味の変化は効果的なのですね。
私は、こちらも「その他野菜」を「緑黄色野菜」「根菜類」「淡色野菜」に分けるなどしました。青菜は緑黄色野菜、根菜類は淡色野菜なのですが、意識してとりたいため別出しにしました。味付けは和だけでなく洋中の調味料を入れたり、私の場合は隠し味でしか使わないさとう・みりん、主菜と味噌汁でしか使わない味噌は外すなどして、自分にあわせてカスタマイズしました。

「五法の表」「五味の表」は、日常的な料理のほぼ全体をカバーしているのでロジカルシンキングのMECEに近く、全体を俯瞰して考えられるツールだと思います。ただし、MECEほど分類の厳密さは必要ないので、自分が分かりやすい分類にすればよいでしょう。、MECEでも色々な切り口が考えられるように、主菜なら縦軸を調理法ではなく「和・洋・中」など違う指標も考えられます。自分にとって重要な指標は何かを考え、縦・横の項目がピックアップできれば、効率的に料理のレパートリーを増やすことができると思います。そのレパートリーを、食事の栄養バランスを整え、食事を楽しんで気分をリセットすることに繋げることが最終ゴールです。毎日の献立に悩んでいる方は、一度試してみてはいかがでしょうか。
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